高校

(  ) up with まとめて覚えよう

( ) up withの形の熟語をまとめて覚えましょう。

Ben
Ben
( ) up with の形をした重要熟語があるので、絶対に覚えてしまいましょう。 記憶の助けになるストーリー付きです。

熟語 意味 類義語
come up with ~を思いつく  
catch up with ~に追いつく  
keep up with (遅れずに)ついていく  
put up with ~に耐える、我慢する tolerate
endure
stand
bear

<ストーリで覚える>

あなたは部活のキャプテンです。監督の先生から練習の案を考えるように命じられています。あなたは良い案が浮かばなかったけれど、ある時突然ひらめきました(=思いつく)。

急いで紙にまとめ、それを持って(=with) 職員室の監督のところへ喜び勇んで参上(先生から見るとcome up(やってくる))しました。



「監督!とても良い練習メニューができました!」
👉【❶ come up with 練習メニュー :「練習メニュー を思いつく」】

監督もその思いついた案を見て喜んでくれました。そのあとすぐに「もうみんなランニングを始めてるからキミも早く加わりなさい。」と。

あなたは急いで部の走る行列に追いつこうとしました。でも全速で追ったため、スタミナがなかなか大変です。

その状況を段階的に描写しますと

catch up with 「~に追いつく」–まず、集団に追いつくことが先決です。

keep up with「(遅れずに)ついていく」–追いついたら今度はついていく(結構シンドい).

put up with「~に耐える、我慢する」–限界に近いが、キャプテンだから弱音は吐けないので耐える、我慢する。

Ben
Ben
しゅんクン、どうだ、もう聞いただけで覚えただろ。
しゅん
しゅん
まあまあ かもです(;^ω^)

例文で使い方を確かめよう

come up with ~「 ~を思いつく 」

Then you can come up with some great ideas.
そうすれば、いくつか素晴らしいアイディアを思いつくことができるよ。

catch up with ~ 「~に追いつく」

She was such a slow runner that we caught up with her easily.
彼女はあまりにもゆっくりと走っていたので、私たちは容易に彼女に追いついた

(例文中のその他のチェック)
*such (a, an)+形容詞+名詞 + that SV・・thatは従位接続詞
名詞は複数形の時もあり

(高)

keep up with ~「 ~に (遅れずに)ついていく 」

It is not easy to keep up with the progress in information technology.
情報技術の進歩に遅れずについていくことは容易ではない。

(例文中のその他のチェック)
*形式主語
*真主語


《関連》

高3

keep up ~, keep ~ up  <他>「~を維持する」
(自)+[副]

=maintain


 

They are often not good at keeping up a good conversation.

彼らはしばしば会話を上手に続けたりするのが苦手です。


* often と not の位置関係に注意しよう。
*中1 be good at ~ 「~が得意である」| at は前置詞

 

put up with「~に耐える、我慢する」

My father couldn’t put up with the noise his neighbors were always making.
父は近隣住民がいつも発している騒音に我慢することができなかった。

(例文中のその他のチェック)
後置修飾
目的語の(制限用法)関係代名詞の省略 ←口語で省略されやすい。
結果として、名詞の直後のSVがその名詞の説明を後ろからしている(接触節)。

the noise /( which or that )〔his neighbors were <always> making (the noise = it )].

まとめ

今回はまとめて覚えるとよい《 ( ) up with 》の熟語を取り上げました。 つぎの熟語が言えますか?
❶ ~を思いつく
❷ ~に追いつく
❸ ~に (遅れずに)ついていく 
❹ ~に耐える、我慢する

put up with を1語で表すと どんな動詞がありますか?

put up with ≒ 1語 は日本語に訳すと同じ響きになり「≒」としています。しかし各動詞はそれぞれ使われるニュアンスが違います。英作文では注意しましょう。使い分けはまた別の機会で扱います。

またput up with は「特に怒りを抑えて我慢する」というニュアンスで、上記ストーリとそぐいませんが(例文はニュアンス合っています)、「まとめて覚えるため」と割り切りましょう。もっとよい覚え方があれば、そちらに切り替えていただいて もちろん大丈夫です。

 

ABOUT ME
Benタロサ
サラリーマンを経て、小さな学習塾を開校。英語は日常触れる機会が少ない生徒にとっては、地道な努力が必要とされる教科だと思います。せっかく勉強してもすぐに忘れてしまうことになりかねません。少しでもお役にたてるように、わかりやすさを心掛けて記事を書いていきます。内容はアットランダムな順番になります。少しずつの積み重ねで、ゆくゆくは分厚いサイトになればと夢見ています。