・get to ~
・arrive at ~
・reach
今日はこれらの「使い分け」についてお話します。
なお、高校生の方は「arrive at ~」については、at一本やりではなく、場合によってinやonへと使い分ける必要があることを覚えていてください。
📚 確認したい場合はコチラへどうぞ
「着く」「到着する」の表現3種類
中1 | get to ~ | (自) +〔[前]+[名]〕 | 最も口語(話し言葉)的 |
中2 | arrive at ~ | (自) +〔[前]+[名]〕 | 比較的狭いと感じられる場所に着く |
中3 | reach +[目] | (他)+[目] | 時間や労力を費やして目的地に着く |
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例文で実感しよう
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中1 get to ~ |
口語でよく使われる |
Kaito: ・・・ need to do 「~する必要がある」 📚 参考記事
この例文の場合、do に当たるところに get がきています。 need to get to the stage もうひとつの考え方 |
★★
中2 arrive at ~ |
比較的狭いと感じられる場所に着く |
We arrive at the zoo at 10:30. トラ
「比較的狭い」は、地図上のピンポイントなイメージね
at |
★★★
中3 reach +(目) |
時間や労力を費やして目的地に着く |
・400キロ近くも歩いて → 着いた → reachを使う = たどり着いた ・after walking は〔 前置詞+ (動)名詞 〕の副詞句 【 発音 】400 kilometers < 発展 (高校領域) > 両方で理解することが可能。 【それでも深堀なら】 ・自動詞と解すなら ・他動詞と解すなら |
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まとめテスト
❝ We ( )( )( )( ) the stage. ❞
「私たちはステージに到着する必要があるわ。」
We ( need )( to )( get )( to ) the stage.
・口語ではarrive at(2年時学習) よりget to の方が自然
・need to do 「~する必要がある」
📚 参考記事
need to do の形 (want to do とか)の時、その3語全体のカタマリを1つの動詞だと考えてもいいですよ。
この例文の場合、do に当たるところに get がきています。
need to get を1つの動詞とみなし、「到着する必要がある」と解します。
need to get to the stage
<自動詞> +〔[前置詞]+[名詞]〕
もうひとつの考え方
need+〔to get〕
他動詞+〔目適語〕
↑
to+不定詞の名詞的用法
We ( )( ) the ( )( ) 10:30.
私たちは10時30分に動物園に到着しました。
We ( arrived )( at ) the ( zoo )( at ) 10:30.
arrive at ~
比較的狭いと感じられる場所に着く
・空港・駅・ホテル等(地図上ピンポイント的)
・時刻
After ( )( a- ) 400 ( kilometer ), he ( ) the sea.
400キロ近くの歩行の末、彼は海にたどり着いた。
After ( walking )( almost ) 400 ( kilometers ), he ( reached ) the sea.
・400キロ近くも歩いて → 着いた → reachを使う = たどり着いた
・after walking は〔 前置詞+ (動)名詞 〕の副詞句
【 発音 】400 kilometers
< 発展 (高校領域) >
・例文前半の副詞句のwalkは自動詞か他動詞か ?
(この文の述語動詞はあくまでreachです。)
両方で理解することが可能。
→ 深追いは不要です。
「このような表現の仕方が現実にある」と考えておけばよいです。
【それでも深堀なら】
・自動詞と解すなら
1)(for)400・・と前置詞が省略されている、と考えてもよい。
2) 400 kilometersが副詞的に使われている、と考えてもよい。
・他動詞と解すなら
「400 kilometers」がwalkの目的語
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