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知覚動詞・使役動詞の C(補語)の形 / 第5文型 / (2) 使役動詞

知覚動詞と使役動詞の第5文型のC(補語)の形

Ben
Ben
下記の表にまとめておきましたので早いうちに覚えてしまいましょう。英語の点数がアップすること間違えなし!

知覚動詞の復習はこちらへ

Ben
Ben
前回は知覚動詞を使った第5文型について見てきました。そして今回は使役動詞について見て行きます。

  動詞  [形] (to be)[形] to do do(原) ing ed
知覚 seeなど    
  ( find ) 〇見つける 〇わかる  
使役 make
(強制)
〇(中3)   ◎❶   〇❷
have
(当然すべき)
*受動態は無い
    ◎❸ 〇❹ 〇❺
let
(許可・放任)
     
get     記憶不要
leave      
keep        

❶~❺の番号は下記例文の番号です。

see・・(知覚動詞)、make, have, let は使用頻度が大きく、toは省略されるようになったと思えばよい。

Ben
Ben
また、知覚動詞(findを除く)や使役動詞の文を受動態に書き換える時、書き換え後の文のC(補語)の形to do というようにdo(動詞の原形)の前にtoをつけます。上の表を見ていただくと、make,have,letも同様の扱いですのでこれらの受動態への書き換えは注意しましよう。

例文

メリー
メリー
受動態文も変化を頑張って確認してね。

使役 ・・ make〔強制的に〕~させる

❶ C : do(原形)
They make him do the work alone.
 S     V     O  C (do(原形))
彼らは彼1人にその仕事をさせた。
———-
受動態へ
He was made to do the work alone.
 S       V          C
彼は1人でその仕事をさせられた。
*文の正動詞と区別が必要なので、toをつけて正動詞でないことを表している。

❷C : ed
I could manage to make myself understood in English the other day.
          V’   O’           C’
先日、私は何とか英語で自分の言いたいことを(相手に)伝えることができた。
———-
*manage to do / 何とか~する(やり遂げる)  
*make oneself understood / 自分の言いたいことを相手にわからせる
     ↑しばしば登場
再帰代名詞で、再帰動詞-再帰目的語の関係

使役・・have ~させる

❸ C : do(原形)
He had his secretary wait in the taxi.
 S    V         O          C (do(原形))
彼はタクシーの中に秘書を待たせた。
———-
受動態
使役動詞 have の受動態はありません。
———-
wait】(V) 待つ ← 注意・頻出

<研究>
使役動詞「have」の受動態は無いと言いましたが
、使役動詞「have」を使わずに、次のように表現したらどうでしょうか。

■ His secretary was waited in the taxi by him.
    
日本語的感覚では悪くないように思えます。ですが、これはNG
訳すと、「彼の秘書はタクシーの中で(彼によって)待たれた。」となります。
学習経験がないとうっかり「待たされた」=OKとしてしまうでしょう。

悪い例である理由
①[文法的な理由]
 人を待つ意味のwaitは自動詞であり、意味は「待つ」
  → 自動詞なので目的語を持たない
  → ■のような受動態には出来ない。
  
② ①の理由にもかかわらず仮に■文を認めてもらったとしても、上記和訳のように、be waited =「待たれる(た)」という意味になり奇妙な文となる。

ではもう少し研究してみましょう。

句動詞<V> wait for+(目) を使ったらどうでしょうか。

句動詞<V> wait for+(目) は目的語にをとりますので、形的には受動態にできそうです。しかし意味はやはり上記理由②のように「待たれる」となり、よくわからない文意となってしまいます。

結局、「自動詞wait」を使って受身文をつくるこできできない(正確に言うと限られた状況での表現)ということですね。

この辺りは「keep」のところでまた学習しましょう。

❹ C : doing  (人やモノに)~させておく
I had a taxi waiting.
 S    V   O       C 
私はタクシーを待たせておいた。
———-
受動態
使役動詞 have の受動態はありません。

❺ C : ed  (被害;モノ)を~される
I had my watch stolen.
S  V       O           C 
私は時計を盗まれた。
———-
動詞 steal の語法に注意。泥棒がこっそり盗んでいくので、人命よりも盗まれたモノに焦点がいきます。【復習】
———-
受動態
使役動詞 have の受動態はありません。★★

まとめ

知覚動詞と使役動詞は第5文型での用法は似ていますが、個別に見ると微妙に違い、とてもやっかいです。逆に問題としてよく狙われるところです。繰り返し覚え、ものにしておきましょう。

ABOUT ME
Benタロサ
サラリーマンを引退後、小さな学習塾を開校。英語は日常触れる機会が少ない生徒にとっては、地道な努力が必要とされる教科だと思います。せっかく勉強してもすぐに忘れてしまうことになりかねません。少しでもお役にたてるように、わかりやすさを心掛けて記事を書いていきます。内容はアットランダムな順番になります。少しずつの積み重ねで、ゆくゆくは分厚いサイトになればと夢見ています。