中1

You are ~ .「あなたは~です。」の文(中1,文法)

Ben
Ben
次はYou are~.の文を見ていきましょう。

You are ~. の文

例文1を見てみましょう。

例文1

You are Mr.Shimizu.
( あなたは清水先生です。)

Ben
Ben
例文1に使われている単語を見ていきましょう。
You=あなた(は)〔主語〕、are〔動詞〕=です、Mr.Shimizu〔名詞(人名)〕=清水先生、と分けることができます。
Ben
Ben
英語も日本語も「主語」がまず先頭にきます。そして、英語では次に「動詞」がきます。
つまり「主語」+「動詞」という形が英語では原則の形となります。対照的に、日本語では「述語」は最後に配置されますね。
これは大変大きな違いです。
Ben
Ben
次に悪い例を出しておきます。

これを見ると笑ってしまう人もいるかもしれませんが、2年生・3年生になっても日本語の順番につられて、この類(たぐい)の並べ方をしてしまう人が意外に多いのです。

【 英語は「 主語 + 動詞 」】、と習い始めた今、肝に銘じておきましょう!

あなたは清水先生です
You Mr.Shimizu are.

Ben
Ben
主語が「I」なら動詞は「am」でした。主語は「You」なら動詞は「are」となります。つまり、主語によって動詞を使い分ける必要があるのです。

そして、「you are (ユ-ア-)」は「You’re (ユア-)」と短縮する表現もあります。

Mr.」は男性に対する敬称であり、「~さん」「~先生」などと訳します。書き出しは必ず大文字にしましょう。

それでは、例文1のポイントをまとめておきますね。

①「 主語 + 動詞 」が原則の順番
②主語に応じて動詞が決まる I → am、You → are
③短縮形 you are (ユ-ア-) → You’re (ユア-)
④「Mr.」 → 男性に対する敬称。「~さん」、「~先生」、書き出しは必ず大文字で。

例文2を見ましょう。

例文2

You are a student.
( あなたは生徒です。)

Ben
Ben
例文2では「a」という単語が出てきましたね。「a」は「1つの」とか「1人の」という意味があり、名詞(例文2ではstudent=生徒)の前に付けられます。

意味的にはそのようになりますが、和訳する場合には訳さないことが多いですね。

あと、人名や英語で数えられないものとされる名詞には「a」は付きません

・I am (×)a Ben.・・人名に「a」は付けない。
(×)a water・・水は数えられないので「a」は付けない。

「a」と「an」

「a」と「an」の説明

Ben
Ben
例文2ではstudent(生徒)という単語の前に「a」がついていました。もう一つ「a」ではなく「an」を付けるケースがあります。

これにはルールがあります。

どんなルールなのでしょう?

美鈴ちゃん
美鈴ちゃん
先生、それでしたらわかります!
美鈴ちゃん
美鈴ちゃん
ア・イ・ウ・エ・オと名詞の先頭が発音されるときは「an」で、それ以外のときが「a」です。
Ben
Ben
おー、すばらしい。正解だ。
Ben
Ben
少し補足しておきますね。

日本語のア・イ・ウ・エ・オは1文字につき、はっきりと決められた発音があるのに対して、英語は全く違っています。
例えば、「a」の発音ですが、日本語の「エ」を達音する時の口の形で「ア」と発音したり、はっきりと「ア」と言ったり、その他「ア」に対して何種類も発音の仕方があります。

この観点からもう少し言い直してみます。

日本語のア・イ・ウ・エ・オに近い音での発音を「母音」と呼びます。「母音」以外の発音を「子音」と呼んでいます。
そして母音で始まる単語の前に[an]を付け、それ以外の場合は「a」を付けます。

Ben
Ben
それでは次にポイントをまとめておきます。
あと、少し例示しておきますので、しっかり確認してくださいね。

「a」と「an」
和訳:「1つの」「一人の」などの意味であるが、あえて訳さないことが多い。
使い方:名詞の前に付ける
(ただし、人名や数えられない名詞の前には付けない。)
使い分け:a・・子音で始まる語の前
an・・母音で始まる語の前
「母音」の範囲は日本語のアイウエオよりも広い
→アイウエオに「近い」音

「a」と「an」の使い方の練習

Ben
Ben
次の問題を解いて使い方を理解しましょう。

次の単語の前に「a」または「an」を入れてください。
答えは次の「まとめ」の最後に掲載しておきます。

(1) ( )pencil(1本のえんぴつ)
(2) ( )album (1冊のアルバム)
(3) ( )egg (1個の卵)

まとめ

今回は「you are ~.」の文を見てきました。日本語の述語が一番最後にくるのに対して、英語は「述語」に対して「動詞」といいますが、「動詞」は主語の次に配置されます。感覚的にかなりの違いはありますね。ですが、この機会に覚えてしまいましょう。

「習うより慣れろ」という言葉がありますが、英語にも通じる言葉です。教科書などは何度も音読してみてください。発音の間違いは気にする必要はありません。指摘されたり、自分で気が付いたときに直せばよいです。

そうすると段々と英語のルールと自然な流れが一致して感じられるようになってきます。「自然な流れではないな」、と感じたらその感覚どおり、「やっぱり間違いだった」ということはよくあります。そのような感じ方ができるようになれば、必ず英語は楽しくなります。頑張っていきましょう!

「a」「an」の練習問題の解答

(1) ( a ) pencil(1本のえんぴつ)
(2) ( an ) album (1冊のアルバム)
(3) ( an ) egg (1個の卵)

ABOUT ME
Benタロサ
サラリーマンを経て、小さな学習塾を開校。英語は日常触れる機会が少ない生徒にとっては、地道な努力が必要とされる教科だと思います。せっかく勉強してもすぐに忘れてしまうことになりかねません。少しでもお役にたてるように、わかりやすさを心掛けて記事を書いていきます。内容はアットランダムな順番になります。少しずつの積み重ねで、ゆくゆくは分厚いサイトになればと夢見ています。