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未来の文の2回目です。
今回は未来の文の2回目です。
1回目の繰り返しですが、
意識すべきは、まず「現在」があり、その向こに「未来」があるということです。
日本語では「~するつもりです」「~するでしょう」という表現になります。
英語では「be going to ~」と「will ~」という2種類があります。
2回目の今回は「will ~」を学習します。
will + 動詞の原形
形・意味
<will + 動詞の原形>という形をとって「~するつもり」「~するでしょう」など未来のことを表します。
そしてwillの場合は主語が何であってもwillでOKで、主語によって変化を使い分けるようなことはありません。
willは品詞的には「助動詞」と呼ばれるものになります。基本的に、動詞の前にきて動詞の表現を豊かにする働きをします。
国語にも助動詞は出てきますが、呼び方は同じでも英語とは別物だと理解しておこう。
be going to ~ と will は意味的にも完全なイコールではありません。
例えばbe going to ~ は具体的計画性があり、それが進んでいることを前提とした表現ですが、willは漠然とそう思っている、という違いがあります。
読解文中でさりげなく使い分けていることはあるでしょうが、この違いを問われる設問はありませんので「be going to ~」 =「will」として書き換えることができると覚えておけばOKです。
肯定文<例>
現在文と比較しながら見てみよう
[現]John plays tennis with me every day.
(ジョンは毎日私とテニスをします。)
[未]John will play tennis with me next Saturday.
(ジョンは今度の土曜日私とテニスをするでしょう。)
*[現]では動詞のPlayは主語に合わせて3単現のsが付きますが、[未]ではwill+play(←原形)に変わります。また上で説明しましたように、主語が何であっても〔will+play(←原形)〕の形になります。
もう一つ例文を見ましょう。
[現]It is rainy today.
(今日は雨降りです。)
[未]It will be rainy tomorrow.
(明日は雨降りでしょう。)
*「is」の原形は「be」ですね。
willにまつわる短縮形
I will = I’ll
you will = you’ll
he will = he’ll
she will = she’ll
it will = it’ll
we will = we’ll
they will = they’ll
will not = won’t (←次で扱いますが、先回りして列挙しています。)
否定文<例>
否定文を作るには、willの後にnotを付けましょう。
[肯] Jim will go out tonight.
(ジムは今夜外出するでしょう。)
↓否定文へ
[否] Jim will not go out tonight.
(ジムは今夜外出しないでしょう。)
疑問文<例>
通常の疑問文
willを主語の前に出せばOKです。
[疑] Will Jim go out tonight ?
(ジムは今夜外するつもりですか?)
Yes, he will. / No, he will not. 又は No, he won’t. ( ←短縮形 )
はい、そのつもりです。/ いいえ、そのつもりではありません。
*willで聞かれたらwillで答える。
疑問詞で始まる疑問文
疑問詞の後 は willの通常の疑問文の語順 でOK
When will you call Saki ?
あなたはいつ咲に電話をするつもりですか?
(I will call her ) At nine tomorrow morning.
明日朝9時 (に彼女に電話するつもり) です。
(省略もありうる)
関連学習〔依頼〕Will you・・?
willを学習したこの際ですので、willの別の用法をご紹介しておきます。
Will you ・・? で「~してくれませんか。」という〔依頼〕の意味になります。
Will you pass me the salt, please ?
(塩を取ってもらえませんか。)
Will ですが「~するつもりだ」という訳し方があります。これは主語が「~する意志がある」ともとれます。
→ あなたは~する意志はありますか → ~してくれませんか
と考えれば〔依頼〕の意味が見えてくると思います。
まとめ
今日は2つの未来形のうち「will+動詞の原形」について学んできました。
1回目の「be going to+動詞の原形」とともに「否定文」「疑問文」の作り方をよく復習しておきましょう。