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can とは何者?
canは助動詞という品詞の中の一つです。
助動詞とは、動詞を助け動詞に意味を付け加える役目をします。
助動詞+動詞の形で連なり、その時の動詞は原形を使います。
「助動詞+動詞の形で連なり」ということを逆読みすると「助動詞が登場したときは、その後ろは必ず動詞である」と言える。
当たり前のようですが、この意識は特に高校以降の文の文型チェックをする際に役立ちます。
それではさっそく見ていきましょう。
~できる【能力・可能】 中①
肯定文
<can+動詞の原形>「~することができます」
・・・能力・可能を表すときに使う。
*主語が何であっても形は変わらない。
I can read hiragana.
私はひらがなを読むことができます。
否定文
<cannot [can’t]+動詞の原形>「~することができません」
✖ can not (離さない)
*cannotの短縮形 → can’t
I can’t read kanji.
私は漢字を読むことができません。
疑問文
< can + 主語 + 動詞の原形 ~ ? >
*canを主語の前(先頭)にもっていけばよい。
Your brother can drive a car.
⇓
Can your brother drive a car ?
あなたのお兄さんは車を運転することができますか。
Yes, he can. / No, he can’t.
はい、できます。/ いいえ、できません。
*canで聞かれたときはcanで答える。
(~することが)あり得る【可能性・推量】中③
If we use more than one language, we can choose from a wider variety of jobs.
複数の言語を使えば、より広い種類の仕事(仕事の種類)から選ぶことができます(あり得ます)。
*we can choose from 名詞
自V
more than one「複数の」
→ 意味は複数であるが、oneを受けて形は単数扱いとなる
More than one man was there.
複数の人がそこにいた。
~であるはずがない【確信のある否定推量】(高校)
can’t (cannot)「~であるはずがない」
He can’t be ill. I just saw him swimming.
彼は病気であるはずがない。彼が泳いでいるのを見たばかりだもの。
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後半の文は 知覚動詞 see の文。
知覚動詞 | + O (目的語) | do(原形) |
doing | ||
~ed |
can’t 「~であるはずがない」の対応する肯定語は何?
must「~に違いない」
must⦅確信のある推量⦆「~に違いない」
you must be tired after your journey.
(あなたは旅の後で疲れているに違いない。)
ご旅行の後でさぞお疲れでしょう。