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動名詞「~すること」
・名詞的用法
・形容詞的用法
・副詞的用法
そのうち「名詞的用法」は「~をすること」と名詞の意味を表しましたね。
それは、「動詞にingをつけた形」で「動名詞」って言うよ。
今回はこれを勉強していきましょう。
動詞のing形の作り方
ingの付け方 | 例 | |
通常 | そのままingを付ける | play → playing |
語尾がe | eをとってingを付ける | use → using |
短母音+子音字 |
子音字を重ねてingを付ける |
running |
例文
step1(基本)
動名詞は「名詞」と同じ働きをしますので、動詞の目的語や文の主語にもなります。
動名詞の主語は 3人称・単数扱い です。
【動名詞が 動詞の目的語になる】
We enjoyed playing games together.
私たちは一緒にゲームをすることを楽しみました。
(ゲームをして楽しんだ)
We enjoyed playing games together.
S V O 副詞
【動名詞が 文の主語になる】
Playing games was fun.
ゲームをすることは楽しかった。
動名詞の主語は3人称・単数扱いです。
動詞was の直前に複数形「games」があるので間違えやすいですが、
Playing games was fun.
S V C(名)
step2(発展)
さらに
動名詞は「名詞」と同じ働きをしますので、補語や前置詞のあとの名詞 ( 「前置詞の目的語」 という ) にもなります。
【動名詞が補語になる】
My hobby is playing games.
私の趣味はゲームをすることです。
My hobby is playing games.
S V C(動名詞)
【前置詞のあとの名詞になる】
I’m interested in playing games.
私はゲームをすることに興味がある。
I’m interested in playing games.
SV C(形) 副詞句([前]+動名詞)
・be interested in ~ 「~に興味がある」
動名詞 か to不定詞か
次の表のように動詞によって目的語を「動名詞形」にするのか「to不定詞形」にするのか決まっています。
中学時代は次の表のように覚えておいてください。
過去・現在・具体的 (ing) → | → 未来志向 (to) → | ||||
~を楽しむ | enjoy | Ving |
~したい、を欲する | want | to V |
~を終える | finish | ~したいと思う、望む | hope | ||
~(するの)をやめる | *stop | ~しようと試みる、努力する | try | ||
~し続ける | keep | ~する必要がある | need | ||
~しようと決心する | *decide | ||||
(~するのが好きである) like – 両方OK | |||||
(~し始める) start - 両方OK | |||||
( 〃 ) begin - 両方OK |
* → 中③
まとめの問題
まとめ問題
問題をもう一度タップすると、答えが非表示になります。
「まとめ問題」の答えを一覧して見たい方は、次のセクションを見てください。
トムは昨晩その本を読み終えた。
Tom ( finished )( reading ) the book last night.
finish は動名詞を目的語にします。
【動名詞が 動詞の目的語になる】
Tom finished reading the book last night.
S V O
音楽を聴くことはとても楽しいです。
( Listening )( to ) music ( is ) a ( lot )( of ) fun.
【動名詞が 文の主語になる】
Listening to music is a lot of fun.
S V C
・listen to ~ 「~を聞く」
・a lot of ~ 「たくさんの、多くの ~」
私の趣味はケーキを作ることです。
【補語になる】
My ( hobby ) is ( making ) cakes.
My hobby is making cakes.
S V C
私は泳ぐことが得意です。
I ( am )( good )( at )( swimming ).
【前置詞の後の名詞(動名詞)】
at swimming
[前]+[(動)名詞]
im のing形は → swimming
短母音+子音字 → 子音字を重ねてからing
I am good at swimming.
S V C [前]+[(動)名詞]
・be good at (動)名詞 「~(すること)が得意である」 中1
Ancient people ( try )( recognize ) it.
古代の人々はそれを認識しようとしました。
Ancient people ( tried )( to recognize ) it.
tryは「to+不定詞」の目的語をとる動詞でした。
Ancient people tried to recognize it.
S V O
Ancient people tried to recognize it.
S V O
・try to V 「Vしようと試みる」
Egyptians started ( measure ) time without ( use ) the sun.
エジプト人は太陽を利用しないで時間を計り始めました。
Egyptians started (〔to measure 〕又は〔 measuring 〕) time without ( using ) the sun.
——–
* start の目的語は「to+不定詞」でも「動名詞」でもどちらもOKでした。
to+不定詞」のtoは、もともとは「方向」を表す前置詞でしたが、現代は不定詞 (=動詞の原形) であることを表すための「記号」であると考えればOKです。
「* [前]without 「~なしに(で)」の後ろはVingで表します。
Egyptians started to measure time without using the sun.
S V O 副詞句 [前]+動名詞
Egyptians started to measure time ・・.
S V O
Egyptians started measuring time ・・.
S V O
まとめ問題の答え⦅ 一覧 ⦆
【動詞の目的語になる】
Tom ( finished )( reading ) the book last night.
トムは昨晩その本を読み終えた。
finish は動名詞を目的語にします。
Tom finished reading the book last night.
S V O
【 動名詞の主語 】
( Listening )( to ) music ( is ) a ( lot )( of ) fun.
音楽を聴くことはとても楽しいです。
Listening to music is a lot of fun.
S V C
・listen to ~ 「~を聞く」
・a lot of ~ 「たくさんの、多くの ~」
【動詞の 補語になる】
My ( hobby ) is ( making ) cakes.
私の趣味はケーキを作ることです。
My hobby is making cakes.
S V C
中1 be good at +(動)名詞
「~(すること)が得意である」
I ( am )( good )( at )( swimming ).
私は泳ぐことが得意です。
【前置詞の後の名詞(動名詞)】
at swimming
[前]+[(動)名詞]
im のing形は → swimming
短母音+子音字 → 子音字を重ねてからing
熟語としてではなく文型としてみると
I am good at swimming.
S V C [前]+[(動)名詞]
第2文型
Ancient people ( tried )( to recognize ) it.
古代の人々はそれを認識しようとしました。
tryは「to+不定詞」の目的語をとる動詞でした。
Ancient people tried to recognize it.
S V O
Ancient people tried to recognize it.
S V O
・try to V 「Vしようと試みる」
Egyptians started (〔to measure 〕又は〔 measuring 〕) time without ( using ) the sun.
エジプト人は太陽を利用しないで時間を計り始めました。
——–
* start の目的語は「to+不定詞」でも「動名詞」でもどちらもOKでした。
to+不定詞」のtoは、もともとは「方向」を表す前置詞でしたが、現代は不定詞 (=動詞の原形) であることを表すための「記号」であると考えればOKです。
「* [前]without 「~なしに(で)」の後ろはVingで表します。
Egyptians started to measure time without using the sun.
S V O 副詞句 [前]+動名詞
Egyptians started to measure time ・・.
S V O
Egyptians started measuring time ・・.
S V O
❶動名詞を理解すること。
❷動詞の目的語における「動名詞」と「to+不定詞」の使い分け
は大変重要です。
繰り返し学習しておきましょう。