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「3単元のs」について生徒が質問しているよ。見てみよう。
単数で1人称は「I(私は)」、2人称は「you(あなたは)」、そして3人称なら例えば「he(彼は)」とか・・いろいあります。つまり、1人称、2人称でないものが全て3人称です!
じゃあ、本題にいくよ。「3単現のs」だったね。
【主語が「3人称・単数」であって、かつ「時制」が「現在」の話のときに → 使う一般動詞の形は特別な形にする。】
もっと具体的に言うと、
【「一般動詞の原形+(e)sの形」にする。】
これが「3単現のs」って言われるものの概要なんだ。
時制(現在) | ルール | ||
主語(3単) | 一般動詞 | 規則変化 | 3単現のs |
不規則変化 | それぞれ | ||
be動詞 | is | isで決まっている |
①一般動詞(原形) +s
②一般動詞(原形) +es / s,sh,ch,o,x等で終わる語
③一般動詞(原形)の語尾yをiにかえて+es / yの1つ前が子音字のとき
・「母音字」とは、日本語の「あいうえお」に当たる発音をする文字のこと
・「子音字」とは母音でない発音をする文字のこと
「3単元のs」の発音の仕方について。
軽く「・・ス」としたり「・・イ(-)ズ」としたり「・・ズ」とする3種類があります。
それぞれ慣れて来れば、「その発音が一番自然な形なのかなあ」と感じるようになります。CDなどの音声を聞いたり、その後について音読をすることができれば、なお良いですね。
「3単元のs」について具体例をみてみよう。
「3単元のs」の例文を見てみよう。
① +s タイプ
Tom plays baseball well.
トムは上手に野球をします。
② +es タイプ
The bus goes to the station.
そのバスは駅へ行きます。
(「go」の綴り→oで終わる→ +es タイプ)
③ i+es タイプ
She studies English every day.
彼女は毎日英語を勉強します。
(「study」→ 子音字+yの形 → yをiにかえて+es )
「3単現のs」の問題をやってみよう。
()内の動詞を適当な形に変えなさい。
(答えはこの記事の最後に掲載します。)
1)私の父は車を洗います。
My father ( wash ) his car.
2)私は時々この公園を歩きます。
I sometimes ( walk ) in this park.
3)彼はそれを試みます。
He ( try ) it.
まとめ
「3単現のs」はこの先いろいろなところで出てきます。今後、「過去形」や「未来形」が入り混じる表現の中で間違えることなく、適切に「3単現のs」を付けられるようにならなければなりません。今のうちに数多く問題にあたっておきましょう。
そして、間違えた問題は、例えば「単語カード」に書いて、何度も繰り返し覚えましょう。
「3単現のs」は「肯定文」にのみ適用される。
「否定文」や「疑問文」には適用されない。
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問題の答え
1)washes 2) walk ←主語は1人称 3)tries