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「受動態(受け身)」について授業しているよ。見てみよう。
それに今日は普通の服で来ていますし・・
やっぱり柔道なんですよね?
安心して。今日は英語の表現の一つである「受け身」=「受動態」の勉強をするってことだよ。(ニコ)
英語の表現で、そう呼ばれるものがあるってことなんですね。
いまから勉強する「受け身」の表現は、3年生や高校の英語の基本の一つとなるものだからしっかり理解しようね。
さて、じゃあ説明を始めるよ。
ちなみに受動態の反対は「能動態」って言うんだ。
だから今度は、動作を受ける(側の)人や物を主語にしたときは、どのような表現になるかを学んでいくっていうことだよ。
受動態は「受け身」とも呼ばれるように、和訳すると「~される」といった表現になります。時制が過去であれば「~された」となりますね。
「be動詞 + 過去分詞」
基本はこれだけなんだよ。
①be動詞
②過去分詞
③動作者を表したいときの「by」
[何人称か]、[単数か複数か]、時制は[現在か過去か]に気を付けながらね。
現在形・・am,is,are
過去形・・was,were
過去分詞っていうのは、もちろん動詞の過去分詞のことを言うよ。
その変化は大きく2通りに分けられます。
1)規則変化
2)不規則変化
1) 規則変化は過去形と同じ形をとり、語尾に+(e)dとします。 ← 忘れた人は飛んで確認しよう
2) 2年生までで、過去形が不規則に変化する動詞をたくさん学習したんだけど、3年生からは過去分詞の不規則変化も加わるから頑張って覚るようにしよう。
「原形 – 過去 – 過去分詞 -ing形」の順番で口に出して、リズムよく暗記しよう!
→ 【 be動詞 + 過去分詞 (・・・) by ~ 】
時制 | be動詞 | 前置詞 | |||||
現在 | 主語 | am | + | 過去分詞 | (・・・) | by | ~ |
is | |||||||
are | |||||||
過去 | was | ||||||
were |
「受動態」について例文をみてみよう。
<能動態>Many people love Mt.Fuji.
(多くの人々は富士山を愛している。)
次は「love」されている「Mt.Fuji」を主語にしてみるニャ
<受動態>Mt.Fuji is loved by many people.
(富士山は多くの人々によって愛されている。)
主語=Mt.Fuji・・3人称・単数
時制は「現在」なのでbe動詞は → is
love は規則変化の動詞 → 過去分詞は loved
アドバンス(目を通すだけでよい) 受動態は動詞の目的語を主語に移動させた文章です。 例文では能動態の文の動詞loveの目的語のMt.Fujiが受動態では主語に移動しているため、受動態の文では動詞( is loved )の目的語は無くなります。「by many people」は副詞句ということになります。 今は難しいので、これについては目を通すだけで結構です。
「受動態」の「否定文」と「疑問文」の作り方。
「受動態」の「否定文」の作り方。
This cake is not made by my mother.
(このケーキは私の母によって作られたのではありません。)
*makeは不規則変化
make – made – made
「受動態」の「疑問文」の作り方。
例文を見てみましょう。
Was this bike bought at the shop?
(この自転車はそのお店で買われましたか。)
Yes,it was./No,it was not.
(はい、そうです。/いいえ、違います。)
*buyは不規則変化
buy – bought – bought
まとめ
ここからスタートして、いろいろな表現がもっとたくさんあります。これらにつきましてはまた取り上げたいと思っています。たくさん問題を解いて、「受動態」に早く慣れてしまいましょう。
付録
Globe in English notation