must 「 ~しなければならない 」
導入
mustは have to より「しなければならない」の意味が強いんだったよね。
関係し合う部分もあるんだ。
じゃあ、さっそく見ていこう。
< must + 動詞の原形 >「~しなければならない」
「must」は「~しなければならない」という意味を表す助動詞です。
助動詞ですから、その後ろには動詞の原形が続きます。
☆
have to は主語が「三人称・単数」のときはhaveではなく has を使いましたが、
mustはそのようなことはなく、どんな主語に対しても一律に must です。
☆
must の否定文は「~してはいけない」という禁止の意味になります。
☆
疑問文はmustを主語の前に置きます。
そして、Yes, No で答えることになります。
Yesのとき → mustで聞かれたのでmustで答える。
Noのとき → don’t(doesn’t) have to (しなくてもよい)という答え方をします。
〔 [✖] No, 主語 must not.〕 という応答の仕方にはなりませんので注意しましょう。
【肯定文】 must + 動詞の原形
義務・命令 「~しなければならない」
【否定文】 must not +動詞の原形
mustn’t +動詞の原形
[短縮形] *発音注意 (下掲)
禁止「~してはならない」
【疑問文】Mustを主語の前に置き、末尾に?(クエスチョンマーク)
Must 主語 + 動詞の原形・・ ?
Yes,主語 must.
No, 主語 don’t(doesn’t) have to.
いいえ、しなくてもよいです。
発音
mustn’t
[ マスント ]
例文で理解を深めよう。
【肯定文】 義務・命令
You must come home early.
あなたは早く帰宅しなければなりません。
You must not go out alone.
あなたは1人で外出してはいけません。
- go out (自) 「外出する」「外に出る」
You must not go out alone.
S (助) (自)V 副詞
【疑問文】
Must I come home early?
私は早く帰宅しなければなりませんか。
・Yes, you must.
はい、そうです(早く帰宅しなければなりません)。
・No, you don’t have to.
いいえ、しなく(早く帰宅しなく)てもよいです。
問題で理解を深めよう
あなたはここで火をおこしてはいけません
You ( must )( not )( make )( a ) fire here.
*make a fire 「火をおこす」
You ( must )( not )( make )( a ) fire here.
あなたはここで火をおこしてはいけません
*make a fire 「火をおこす」