中学の新教科書に laugh が載っていない!
ですが、laugh という動詞が無くなっていました。 (1つの教科書しかチェックしておりませんが・・)
2021年度の中2生以降からは高校での学習で登場することになると思われます。
どう難しいのか?
次の2つの文を文法的に説明してください。
❶ The whole class laughed at his joke.
❷ Everybody laughed at him.
問題の答え
❶ The whole class laughed at his joke.
クラスのみんなが彼の冗談に笑った。
❷ Everybody laughed at him.
みんなが彼をあざ笑った。
laugh (自動詞) (声を立てて)笑う
❶の laughは 自動詞として働いている。
後続する at his joke は<前置詞+名詞>ですが
これは修飾語句(副詞句)です。
go to school と同じ仕組みです。
The whole class laughed at his joke.
S V M(副詞句)
この場合の at は (声を立てて)笑う という意味の自動詞に相性の良い相棒としてのatです。
→ 第1文型
————
❷は laugh at~ 「~を(あざ)笑う」
という句動詞<他V>です。
<他V>〔(自V)+前置詞+名詞〕
こちらの前置詞+名詞は句動詞を構成する要素となっています。
前置詞の目的語である「名詞」が、<他V>としての句動詞の目的語の役割りをしています。
文型はSVのみと考えれば → 第1文型
句動詞<他> を重視すればSVO
→ 第3文型と考えてもよい。
Everybody laughed at him.
S V O
「They (My family) like to laugh.」
とありました。
❶ ❷ の例文はほとんど反対の内容になってしまうので、実際の会話での誤用を心配しての除外なのだと思います。
まとめ
今回は「laugh at~」について考察してきました。
同じ綴りでも違う内容(反対)のとらえ方になります。
よく考えてみましょう。