高校

「mistake A for B」と「take A for B」

メリー
メリー
表記のルールコチラを見てね  

take の親記事はコチラ です 

AをBと間違える

Ben
Ben
「AをBと間違える」という熟語は2通りあります。
この2通りの熟語は「違いがあるのかどうか」について考察していきます。

AをBと間違える

mistake A for B

take A for B

Ben
Ben
結論は受験上は❶=❷と捉えておけばOKです。
mistake なのか take なのかを選択させるような問題は出ません。

Ben
Ben
ですが、言葉にはそれぞれ存在意義があります。 ❶と❷の使い分けを私は次のように考えています(個人的見解です)。

使い分けの考察(私見)

AをBと間違える 具体的訳 イメージ
❶ mistake A for B 誤解する
勘違いする
取り違える
具体的に行動した結果がある。
❷ take A for B 思う 漠然としている。

Ben
Ben
上記表の使い分けをイメージして、次の例文を見てください。

例文

(高)

❶ mistake A for B

I’m pretty sure the teacher mistook me for my twin brother. 
先生が私を双子の兄(弟)とまちがえたのはまず間違えない。


* mistake – mistook – mistaken – mistaking

 I’m sure ( that ) S+V・・.「確信している」

* pretty[副]かなり、けっこう 
 第1義 (女性・子どもが)きれいな、かわいらしい

 * 双子 twins
  双子の兄弟 twin brothers 
  双子の姉妹の1人 a twin sister

(高)

❶ take A for B

Judy has taken the man for a journalist.
ジュディーはその男をジャーナリストだと思っている。

Be careful Kiyomi!
He may not be the gentleman you take him for.
(中央大)

気をつけて清美!
彼はあなたが思っている紳士ではないかもしれないよ。
————

この例文では「思っている」という意味で使われており、(誤って)というニュアンスが入っていない。

People often take my voice for my father’s (voice).
私の声はよく父の声と間違えられる。

まとめテスト 

(高)
I’m ( p.. )( ) the teacher ( ) me ( ) my ( 双子の兄 ).
先生が私を双子の兄とまちがえたのはまず間違えない。

I’m ( pretty )( sure ) the teacher ( mistook ) me ( for ) my ( twin brother ).


* mistake – mistook – mistaken – mistaking

 I’m sure ( that ) S+V・・.「確信している」

* pretty[副]かなり、けっこう 
 第1義 (女性・子どもが)きれいな、かわいらしい

 * 双子 twins
  双子の兄弟 twin brothers 
  双子の姉妹の1人 a twin sister

(高)
Judy has ( ) the man ( ) a journalist.
ジュディーはその人を ( ) だと思っている。

Judy has ( taken ) the man ( for ) a journalist.
ジュディーはその人を ( ジャーナリスト ) だと思っている。

(高)
He may not the gentleman(複数語句).
彼は君が思っている紳士ではないかもしれないよ。

He may not the gentleman ( you take him for ).


この例文では「思っている」という意味で使われており、(誤って)というニュアンスが入っていない。

接触節

you take him for the gentleman
the gentleman you take him for 

(高)
( P.. ) often ( ) my voice ( )( my father ).
私の声はよく父の声と間違えられる。

( People ) often ( take ) my voice ( for )〔 my father’s ( voice )〕.

和訳が受け身文であっても、英文も受け身文にする必要は必ずしもない。

ABOUT ME
Benタロサ
サラリーマンを経て、小さな学習塾を開校。英語は日常触れる機会が少ない生徒にとっては、地道な努力が必要とされる教科だと思います。せっかく勉強してもすぐに忘れてしまうことになりかねません。少しでもお役にたてるように、わかりやすさを心掛けて記事を書いていきます。内容はアットランダムな順番になります。少しずつの積み重ねで、ゆくゆくは分厚いサイトになればと夢見ています。