高校

「タフ構文」 その3 前置詞の目的語

「タフ構文」の2パターン

入門編とその2で「タフ構文」の概要を説明し、2パターンのうちto不定詞の「意味上の目的語」が主語に廻るまでを見てきました。

そして、今回は [to +自動詞] 以下にくる「前置詞の目的語 = 意味上の目的語」が主語に廻る例を見ていきます。

前置詞の目的語が主語に廻るケース

まず、問題を解いてみよう。

適語を選びなさい。
This river is dangerous to ( ) in July.
① swim it ② swim in ③ being swum ④ swimming

答え

正解 ② swim in
This river is dangerous to ( swim in ) in July.
この川は7月に泳ぐには危険だ。

解説

形式主語It is dangerous ・・.  の文に戻してみよう。

It is dangerous to swim in the river 〔 in July 〕.

注意
上の文でswimは「泳ぐ」という自動詞であり、「in the river」は 泳ぐ場所を表している にすぎない。そして「inは前知詞」で「the riverは前知詞inの目的語」という関係になっている。



「the river」「タフ構文」とし主語に廻す

The river is dangerous to swim in / in July.

注意
・主語へ移動する語句は「the river」のみですので「in」はもとの位置に置いたままにしましょう。
・「in」が2語続くので一瞬変な感じがしたと思いますが、こんな文もあるのです。

受動態への書き換えとの比較

次の文を受動態に書き換えなさい。

Everyone laughed at me.

答え・解説

I was laughed at ( by everyone ).
私は (みんなに) 笑われた。

———-

問題文再掲
Everyone  laughed <at me>.
  S     自V     <[前]+[名]>
               ↑
*[名詞]は前置詞から見ると「目的語」

*前置詞の目的語を主語へ移動させ、上記答えのように「be動詞+p.p.」の形にしてやれば出来上がりです。

*at はそのままの位置に置いておきましょう!

*everyoneは一般的な意味なので、省略してもかまいません。

しゅん
しゅん
うわっ。タフ構文と同じ考えだ。

まとめ

本稿では「タフ構文」でto 不定詞以下にくる「前置詞の目的語」が主語に廻った例を研究しました。

<バックナンバー>

■ 入門編

■ to 不定詞の「意味上の目的語」が主語に廻るケースは前稿で説明しています。

まとめ として以下の問に答えられますか?

答えられれば「タフ構文」はマスターです!

■It is 形容詞 ( for 人 ) to V (O) / It is 形容詞 ( for 人 ) to V 〔[前]+[名]〕
この2パターンからどうすることが「タフ構文」でしたか?

■タフ構文に使える形容詞はどんなものがありましたか?

■It主語には使うが、タフ構文には使えない形容詞は3つありますが覚えていますか?

■日本語に引きずられないように注意すべきことって何でしたか?

Ben
Ben
入試問題に頻出ですので、よく理解しておきましょう。

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Benタロサ
サラリーマンを引退後、小さな学習塾を開校。英語は日常触れる機会が少ない生徒にとっては、地道な努力が必要とされる教科だと思います。せっかく勉強してもすぐに忘れてしまうことになりかねません。少しでもお役にたてるように、わかりやすさを心掛けて記事を書いていきます。内容はアットランダムな順番になります。少しずつの積み重ねで、ゆくゆくは分厚いサイトになればと夢見ています。