中1

「着く」,「到着する」の使い分け

Ben
Ben
「着く」,「到着する」という表現は、中学では3種類出てきます。

get to ~
arrive at ~
reach

今日はこれらの「使い分け」についてお話します。

「着く」「到着する」の表現3種類

中1 get to
(自) +〔[前]+[名]〕
最も口語(話し言葉)的
中2 arrive at
(自) +〔[前]+[名]〕
比較的狭いと感じられる場所に着く
3 reach +[目]
(他)+[目]
時間や労力を費やして目的地に着く

例文で実感しよう

中1 get to ~
口語でよく使われる

Kaito: ・・・
Meg : We need to get to the stage.
     私たちはステージに到着する必要があるわ。

Kaito:  I understand.
    わかりました。


need to do  「~する必要がある」   

📚 参考記事 


(中学では解らなくてもいいです。)
need to do の形 (want to do とか)の時、その3語全体のカタマリを1つの動詞だと考えてもいいですよ。

この例文の場合、do に当たるところに get がきています。
need to get を1つの動詞とみなし、「到着する必要がある」と解します。

need to get to the stage
<自動詞> +〔[前置詞]+[名詞]〕

もうひとつの考え方
 need+〔to get〕
他動詞+〔目適語〕
     ↑
   to+不定詞の名詞的用法 

中2 arrive at ~
 比較的狭いと感じられる場所に着く


We arrived at the zoo at 10:30.
 私たちは10時30分に動物園に到着しました。


トラ
トラ
「比較的狭い」は、地図上のピンポイントなイメージね

  at
・空港・駅・ホテル等
・時刻

中3 reach +(目)
時間労力を費やして目的地に着く


After walking almost 400 kilometers, he reached the sea.
 400キロ近く歩行した末に、彼は海にたどり着いた。


・400キロ近くも歩いて → 着いた → reachを使う = たどり着いた

・after walking は〔 前置詞+ (動)名詞 〕の副詞句


400 kilometers  

< 研究 >
1)(for)400・・と前置詞が省略されている、と考えてもよい。
2) 「400 kilometers」が副詞的に使われている、と考えてもよい。

まとめテスト

中1
❝ We ( )( )( )( ) the stage. ❞
「私たちはステージに到着する必要があるわ。」

We ( need )( to )( get )( to ) the stage.

口語ではarrive at(2年時学習) よりget to の方が自然
need to do  「~する必要がある」

📚 参考記事 


(中学では解らなくてもいいです。)
need to do の形 (want to do とか)の時、その3語全体のカタマリを1つの動詞だと考えてもいいですよ。

この例文の場合、do に当たるところに get がきています。
need to get を1つの動詞とみなし、「到着する必要がある」と解します。

need to get to the stage
<自動詞> +〔[前置詞]+[名詞]〕

もうひとつの考え方
 need+〔to get〕
他動詞+〔目適語〕
     ↑
   to+不定詞の名詞的用法 

中2 
We ( )( ) the ( )( ) 10:30.
私たちは10時30分に動物園に到着しました。

We ( arrived )( at ) the ( zoo )( at ) 10:30.

arrive at ~
比較的狭いと感じられる場所
に着く
・空港・駅・ホテル等(地図上ピンポイント的)
・時刻

中3
After ( )( a- ) 400 ( kilometer ), he ( ) the sea.
400キロ近くの歩行の末、彼は海にたどり着いた。

After ( walking )( almost ) 400 ( kilometers ), he ( reached ) the sea.


・400キロ近くも歩いて → 着いた → reachを使う = たどり着いた

・after walking は〔 前置詞+ (動)名詞 〕の副詞句


400 kilometers  

< 研究 >
1)(for)400・・と前置詞が省略されている、と考えてもよい。
2) 「400 kilometers」が副詞的に使われている、と考えてもよい。

ABOUT ME
Benタロサ
サラリーマンを経て、小さな学習塾を開校。英語は日常触れる機会が少ない生徒にとっては、地道な努力が必要とされる教科だと思います。せっかく勉強してもすぐに忘れてしまうことになりかねません。少しでもお役にたてるように、わかりやすさを心掛けて記事を書いていきます。内容はアットランダムな順番になります。少しずつの積み重ねで、ゆくゆくは分厚いサイトになればと夢見ています。